町田市のインフルエンザ集団感染
東京都町田市のサナトリウム病院でのインフルエンザの集団発生がニュースで報道されています。
すでに入院患者3人が死亡。
また1月18日現在でインフルエンザに感染した患者と病院職員は、計106人とのこと。
入院患者が高齢者で免疫力が低下していたり、認知症の患者であるため管理が難しいことはあると思うが、同病院の職員や患者の約9割がワクチン接種をしていたにも関わらず、これだけ多人数に感染が広がってしまったことについてその感染拡大の原因究明が早期に行われることが必要。
職員や見舞客ら施設の内外を行き来する人を介してウイルスが持ち込まれたのではないかと見られているようだ。
北棟、中央棟、南棟との建物の構造で、南棟とつながっている中央棟5階とはつながっているとのことだが、インフルエンザの発症とともに棟が封鎖されたとのことで、認知症患者が入院している病棟は、徘徊対策の観点からも出入りのガードは堅いと考えられる。
詳細な調査が必要だが、発症に至っていなかった職員が予防接種を過信して結果的に媒介した可能性が高いのではないかと思われる。
町田市保健所が13日に調査に入った際に、湿度を測定したところ、湿度が15%しかなかったとのことから直ちに加湿器の使用を指示したとのことだが。
インフルエンザウイルスの繁殖を防ぐには、50~60%の相対湿度を確保することが望ましいとされている。
これまでに病院の空気感染対策は、肺結核、麻疹、水痘・帯状疱疹、一類感染症(エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘瘡(天然痘)、南米出血熱、ペスト、マールブルグ熱、ラッサ熱)、レジオネラ肺炎、アスペルギルス症などが病院の換気空調の設計において配慮されてきているようだ。
またこれまでにも院内感染としては、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)やノロウイルスなどの問題が取り上げられてきている。
ところでこの建物の空調や暖房設備はどのようになっていたのか。
相対湿度が低かったとのことやサナトリウム病院ということから何台かのマルチのヒートポンプなどが用いられていたのではないかと推測される。
ヒートポンプによる暖房は、家庭のエアコンの暖房と同じで相対湿度が低下する。
大型のヒートポンプにパン型の加湿器を組み込んあって加湿ができる空調機もあるが、この場合には、電気ヒータで水を沸騰させて蒸発させるので電力代が半端な金額ではない。
水も水道水を用いると加湿水が濃縮してスケールがヒータ周りなどに付着しトラブルの原因になるので蒸留水を用いるのが望ましい。
また噴霧型の加湿器も色々と問題が多い。
安価で問題が少ない加湿器が望まれる。
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