中国粉ミルクメラミン乳汚染が国内にも飛び火か/丸大が3製品回収
中国で毒性のあるメラミンに汚染された粉ミルクの摂取で健康被害を受けた乳幼児数は、6,244人に増加しているとの17日の中国当局の発表。
この問題が我が国にも飛び火してきそうだ。
丸大食品は、該当する粉ミルク製造メーカーの牛乳が使われていた製品があったとして、3製品を回収することを決めたと20日に発表しています。
すでに販売され、消費されているものもかなりあるかと思われるが、同社は「メラミンの混入は確認されていないが、念のために回収することを決めた」としている。
混入の有無については、検査機関に分析を依頼しており、健康被害は今のところ報告されていないという。
中国では、河北省石家荘市の大手乳製品メーカー「三鹿集団」が、2005年4月から粉ミルクにメラミンを混入していたことが明らかにされている。
また中国政府の検査の結果、伊利、蒙牛など大手乳業メーカーを含む21社の粉ミルク製品からもメラミンが検出されている。
さらに、大手乳業メーカー3社の牛乳からもメラミンが検出され、国民の不安が広がっている。
我が国のテレビのニュースでもこの様子は、伝えられています。
「急性腎不全」と診断された乳幼児数は、158人に及び、すでに2人の乳幼児が腎臓結石で死亡したことが報告されている。
既に2007年メラミンが混入された中国企業製ペットフードがアメリカ等に輸出され、犬や猫が主に腎不全で死亡する事件が起きている。
メラミンは、ペットフード中のタンパク含有量(窒素含有量)を多く見せかけるために混入されていたようだ。
メラミン(melamine) は、有機化合物で、構造の中心にトリアジン環を持つ有機窒素化合物の一種。
ホルムアルデヒドと反応させてつくる熱硬化性樹脂であるメラミン樹脂の主原料となっている。
先の中国企業製ペットフード事件では、メラミンと、メラミンに含まれるメラミン合成時の副成品であるシアヌル酸が、尿中で反応し生成した結晶(シアヌル酸メラミン:メラミンシアヌレート)が腎不全を引き起こしたものと見なされているようだ。
全く今回の事件は、ペットフード中のタンパク含有量(窒素含有量)を多く見せかけるために混入されていたというものと同じ構図の事件らしい。
メラミンは、水に少ししか溶けないので、牛乳の温度を上げて、クエン酸ナトリウムや油などを加えることによって、メラミンを大量に混入していたようだ。
中国製の乳製品には、要注意。
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