モッツァレラチーズのダイオキシン問題
イタリアでモッツァレラチーズの原料となる水牛の乳などから、基準値を超えるダイオキシンが検出されたとの報道。
テレビでもこのニュースが伝えられていました。
モッツァレラチーズは、代表的チーズの1つでイタリアの代表的な料理・ピザなどに欠かせない素材。
輸入手続きが一次ストップされたとのことで、このレアなイタリア産のモッツァレラチーズがますます稀少になっているようだ。
今回の騒動は、モッツァレラチーズの原産国・イタリア保健省による「モッツァレラチーズの原料となる水牛の乳などから、基準値を超えるダイオキシンが検出された」との報道が発端となったもの。
モッツァレラチーズの原料である基準値を超えるダイオキシンが検出された乳を卸した牧場について調査を進めているとのこと。
その結果、汚染されている原料の地域が特定できたため、保留措置は緩和されて、品薄状態はある程度改善される見通しのようだ
昨年、テレビなどで報じられていたナポリのごみ問題。
イタリアの保険省では、不法投棄され燃やされた廃棄物がダイオキシン汚染を起こしたとみているとこと。
ダイオキシンは、化学物質の中で史上最強の毒物と言われている物質。
1種類の化学物質ではなくて、8つの同族体と、75種類の異性体の総称。
従ってダイオキシン類と呼ばれる。
これらの異性体ごとにそれぞれ毒性が異なっている。
最も毒性が強いダイオキシンは、2,3,7,8-テトラクロロベンゾ-ダイオキシンで青酸カリの一万倍、あのサリンの2倍という毒性のレベル。
ダイオキシンは、難分解性で非常に安定しており、油溶性という性質を備えている。
ダイオキシンは、ゴミの燃焼の際にある条件下で生成する。
不法投棄され燃やされた廃棄物が土壌の汚染をもたらし、そこで育った牧草やコーンなどのえさを通して、えさに含まれたダイオキシンが上記のように油溶性なので牛の体内の脂肪組織に蓄積されたということのようだ。
この問題は、イタリアのカンパニア州で限定的に発生した問題だということが確認されたとのこと。
カンパニア州以外の州で製造されたチーズについては、今後、輸入手続きが再開されるとのこと。
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