高麗人参
高麗人参とは、根が薬用、強壮剤につかわれるウコギ科の多年草でセリ科のニンジンとは別の種類。
別名、ヤクヨウニンジン(薬用人参)、または江戸幕府が栽培したのでオタネニンジン(御種人参)ともよばれる。
現在では、長野県、島根県、福島県でつくられているが、高麗人参の多くのものは、中国、韓国からの輸入品となっています。
高麗人参は、中国医学や韓国伝統の民間療法の韓医学で、古くから薬草として処方されてきた植物の一つ。
虚弱体質の改善や肉体疲労の回復、病中病後の体力回復がその漢方の効能とされている。
すなわち、滋養、強心、強精、健胃など、新陳代謝を活性化させる薬効があるとされる。
高麗人参の根の成分はサポニン、ステロイド、ビタミンB群などを含有し、抽出した濃液をうすめて、あるいは粉末や顆粒(かりゅう)に加工したものをとかして飲用する。
また、蒸した後で乾燥させた根を焼酎漬にして人参酒をつくることも古くからおこなわれている。
服用した際の独特の苦味は、サポニンによる。
イソプレンが二つ以上重合した天然有機化合物をテルベン類と呼ぶが、このサポニンもテルペン類に属する。
サポニンには、強い抗酸化作用があり、細胞の老化を防止し、発ガンを抑制。脂質の酸化を抑制し、コレステロール値を低下させる働きを持つとされてます。これにより動脈硬化、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防効果があり、肝機能を強化するとされています。
詳細には、上記の働きは、サポニンとして分類される多種類のジンセサノイドの働きに加えてビタミン、ミネラル、アミノ酸などの複合的な効能に基づくとされています。
これらの体質改善効果などは短期間では効果が期待できないとのことで、継続して利用することが必要とされている。
高麗人参は、品質のバラツキが大きいとされています。専門医の紹介や、信頼のおけるメーカーの製品を用いることが無難です。
高麗人参の服用で人によっては、口渇感や動悸、悪心、不眠などが現れることがあるとのことでこれらの症状がある場合には、服用を見合わせることが肝心です。
他の医薬品との併用については、医師との相談が必要です。
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