植木等さんが患った肺気腫とは
「クレージーキャッツ」のメンバーとして高度成長時代に爆発的な人気を博したコメディアンで俳優の植木等さんが27日、入院先の病院で呼吸不全のため亡くなったことが報道されています。
97年にNHK朝の連続テレビ小説「甘辛しゃん」に出演中のころから肺気腫を患い、治療をしながら収録に参加。その後も病気と闘いながら仕事を続けたとのことです。
植木さんが10年にわたり闘病生活を余儀なくされた肺気腫とは、どんな病気?
肺というのは、肺胞という小さな風船のような袋が気道の末端に集まった構造となっています。
肺気腫というのは、この肺胞が弾力性を失ったり破壊したりして嚢胞を形成した結果、換気障害(呼気における気道の虚脱)やガス交換機能障害を誘発する慢性閉塞性肺疾患の一つになります。
この肺気腫という病気は、もとに復活しない非可逆性の疾患で、肺の気質の弾性繊維の破壊が徐々に進行し、息切れを感じるころには、すでに肺の大部分が破壊された状態とのこと。
そのため酸素を吸入しながらの日常生活が必要になります。
昨年末の青島幸男さんの通夜に酸素吸入(鼻カニューラ)して、植木さんが画面に映っていましたが、この持病のためです。
50~60歳の男性に発生しやすく(女性の10倍)、肺気腫の原因の約80~90%が喫煙によるとされています。
肺気腫になると、息切れで、頚部、胸部、腹部の筋肉にかどの負担がかかり肋間筋や横隔膜などの呼吸筋や腹筋が発達して量が増し、ビール樽状胸郭になります。
換気不十分なために、呼吸回数が増加し口すぼめ呼吸にもなるとされています。
なにより禁煙と適度の運動を若いときから心がけることが予防として大切といわれています。
しかしながら、スモーカーにとっては、「わかっちゃいるけどやめられない」のが喫煙か?
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