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2007年03月26日

タミフルについて

タミフル服用後の異常行動について」(緊急安全性情報の発出の指示)という2007年3月20日付けでの厚生労働省の医薬食品局安全対策課による報道発表がされています。

 この中でインフルエンザ治療薬「タミフル」について、輸入販売元の同社に対し、「10歳以上の未成年の患者には原則として使用を差し控えること」と添付文書の警告欄を改訂し、緊急安全性情報を医療機関に配布するよう指示しています。

 『リン酸オセルタミビル(タミフル)は、A型又はB型インフルエンザウイルス感染症(カプセル剤については、その予防を含む。)の適応を有する経口薬。我が国では、平成13年2月から販売されている。

 タミフルによる「精神・神経症状」については、因果関係は明確ではないものの、医薬関係者に注意喚起を図る観点から、平成16年5月、添付文書の「重大な副作用」欄に「精神・神経症状(意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣等)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、観察を十分に行い、症状に応じて適切な処置を行うこと。」と追記した。』

これを受けて中外製薬では、こちらのような緊急情報を出しています。

 なお、この「タミフル」は、次のような経過で開発されたもの。

1996年にギリアド・サイエンシズ社(1997年から2001年まで元アメリカ合衆国国防長官のドナルド・ラムズフェルドが会長を務めた)が開発し、スイスのロシュ社がライセンス供与を受け製造、販売を行っている。

わが国では、2000年に厚生労働省が承認、2001年2月に保険適用承認後中外製薬が日本の代理店として契約を結び、タミフルカプセル75とタミフルドライシロップ3%として販売されているもの。

 リン酸オセルタミビル(タミフル)が抗インフルエンザ・ウイルス薬として、どのように作用するかという点については、インフルエンザ・ウイルスの表面に突出しているノイラミニダーゼという酵素の働きをタミフルが選択的に阻害することによるとされています。

ノイラミニダーゼというのは、インフルエンザ・ウイルスが感染細胞から細胞外へ増殖して出る際に生じる酵素。

この酵素は、表面に付着したシアル酸を除去する働きをします。

この酵素が作用することで、ウイルス同士が結合して塊となってしまうことを避け、生体内にウイルスが広がっていくことを可能にすると考えられています。

リン酸オセルタミビル(タミフル)は、ノイラミニダーゼの活性部位にシアル酸よりも強く結合することでノイラミニダーゼの活性を阻害するというメカニズムを通して抗インフルエンザ・ウイルス剤として働くとされています。

グラクソスミスライン社の「リレンザ」(吸入剤)も同じ作用を持つことが知られています。

リレンザの場合は、吸入剤のため小児とかへの使用が難しい面があります。

またこのような働きからタミフルの投与は、インフルエンザ様症状の発現から2日以内に開始する必要があるとされています。

「タミフル」は、ウイルスが新たに拡散するのを阻害する薬剤であって、既に増殖したウイルスを失活させる効果が無いため、発症発現から48時間経過後の投与開始における有効性が確立されていないためとのことです。

 Wikipediaによると2004年6月、日本の厚生労働省は「医薬品・医療用具等安全性情報No.202[6] 2.重要な副作用等に関する情報【3】リン酸オセルタミビル」に(重大な副作用)「精神・神経症状:精神・神経症状(意識障害,異常行動,せん妄,幻覚,妄想,痙攣等)があらわれることがあるので,異常が認められた場合には投与を中止し,観察を十分に行い,症状に応じて適切な処置を行うこと。」を追加したとのこと。

ここで現在、問題とされている精神・神経症状:精神・神経症状(意識障害,異常行動,せん妄,幻覚,妄想,痙攣等)が副作用として既に認知されていたことになります。

これに関係して、浜六郎医師が主催しているNPO法人「医薬ビジランスセンター」の「薬のチェックは命のチェック」のインタネット速報版のページでは、「タミフルは、10代だけでなく全年齢で禁止に!事故死・突然死との因果関係は確実!」との問題提起をしています。

こちらのサイトでは、05年2月の段階から、「タミフル脳症(異常行動・突然死)」の問題が起きていることを大きく報じ、それ以後も次々とこの問題についての最新情報をアップしてきています。

 鳥インフルエンザなどの新たなインフルエンザが大流行したときに有効な抗インフルエンザ・ウイルス薬としての「タミフル」への期待もあるが、その副作用が以下の浜六郎医師の主張しているように由々しい面があるのならば、再考しなければならない時期なのかも知れない。以下の主張も更に詳細に検証していくことが必要だろう。

 「タミフルは脳の働きを抑制することが動物実験と人に起きる症状から分かっています。睡眠剤や鎮静剤、麻酔剤、アルコールと同じです。アルコールを飲むと、寝てしまう人、興奮して暴れる人などがいます。麻酔剤は、強く作用すると呼吸が止まります。麻酔中は人工呼吸器で呼吸していますので死ぬことはありませんが、人工呼吸しなければ呼吸が止まって死に至ります」

 「脳には、それぞれの神経が秩序だって働くようにコントロールしている『統合中枢』という管制塔のような中枢があります、タミフルを飲むと、脳の中にタミフルが入り込んで、まずその部分を乗っ取ります。そうすると、いろんな神経が思い思いに勝手に動きだすために異常行動を起こすのです」

  「タミフルで低体温になりますが、熱が下がったと喜んではいられないのです。これは体温中枢が乗っ取られているからです。今まで経験したことのない34度や32度といった低体温になる人もいます。これは異常行動や呼吸が止まる前兆です。もっと激しく作用すると、人の命に最も大切とも言うべき、呼吸中枢が乗っ取られてしまいます。すると、呼吸が止まり、命もとまります」

  「つまり、体温中枢が乗っ取られると異常なまでの低体温、統合中枢が乗っ取られると異常行動、呼吸中枢が乗っ取られると呼吸困難、突然死になるのです」

    (『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No77「薬のチェック」の緊急警告!事故死・突然死の原因はタミフル!より)

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投稿者 analyst on 2007年03月26日 18:01

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